サロンの売上となるのは、トリートメントの料金だけではありません。
商品を買っていただく物販も心強い売上となります。初めて物販に挑戦しようとするときは、まず何を商品として扱うのかが問題です。
商品として並んでいるものは、サロンのもう一つの顔となります。
サロンとは関連のない商品やイメージとそぐわない商品は避けます。お客様がサロンで手に入れることができてよかった、うれしいと思っていただける商品を選ぶことが大切です。サロンとして、どんな種類のものを商品として扱いたいのかをまずは先に決めておきましょう。
仕入れ先を考えるときは、インターネットで探す、または展示会のような大きなイベントに行ってみるということが考えられます。
大きなイベントでは、今の美容業界で何が注目されているかがわかります。インターネットでは、商品のお試しができるサイトも存在します。
もちろん幅広く商品を知っておくということも大切ですが、やはり扱う商品の一番のファンは自分自身。この商品が好きと思えるものをお客様の立場で選んでみるといいでしょう。
気に入った商品があれば直接そのメーカーに聞いてみると卸価格の設定を教えてもらえます。
その際は、月にどのくらい仕入れてその代金がいくらになるのか、ほかの消耗品や固定費と合わせて支払いのシュミレーションをしておきます。また卸価格とお客様に販売する価格との差である利益がどのくらいになるのか確認しておきましょう。
卸価格で仕入れるために、条件を設定しているメーカーも多いですので、利益と見合うのか、条件をずっとクリアできるのかを現実的に考えておくことが大切です。