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セラピストの心得

セラピストの心得新年あけましておめでとうございます。

1年の初めに、今年の目標やなりたい自分、理想のセラピスト、等を思い描いている方も多いと思います。
今日はそんな目標や理想の基本となるセラピストの心得について考えてみます。

 

セラピストに求められていること。

お客様がサロンを選ぶときの基準は技術力でしょうか?サービスでしょうか?

そこには必ずセラピストその人自身という判断基準が存在するはずです。
トリートメントのなかに、どんなに機械を導入したとしても、必ず人の手は必要です。直接肌に触れる機会も多くあります。同じトリートメント、同じカウンセリングをしたとしても、どこかにセラピスト自身の要素がにじみ出ているものです。
ですから、セラピストがどんなセラピストなのかは重要なポイントになります。

1) コミュニケーション能力

まず、お客様と コミュニケーションがとれること。

人と話をしたり、接することが好きなことが大前提です。とはいえ、トリートメントの間、しゃべり続ける能力ではありません。お客様が求めていることを察したり、お話を共感しつつ聞くことが大切なのです。
コミュニケーションが取れているかどうかは、トリートメントやサロンに対する評価へと直接つながっていきます。セラピストが見落としているお客様のサインがあるかないか、または見落としたことをカバーできるような関係性を築けているかによって大きな違いが出てきます。

 

2) 向上心

セラピストが向上心を持っているかは、お客様からは透けて見えるものです。

たとえばお客様から今流行っているトリートメントについて質問されたら、答えられますか?
どんなトリートメントで効果はどうか、自分の行っているトリートメントの違いは何か。セラピストがきちんとした情報を得ていて、それに対してどう考えているのかを見られていると思いましょう。
毎日のトリートメントをただこなしているセラピストと、常に上を目指しているセラピストであれば、間違いなく後者のセラピストのトリートメントをリピートします。常に成長し続けているセラピストになるという意識を持っていることが大切です。

3) 信頼感

必ず必要なのが信頼性です。

セラピストとして、ひとりの人として、お客様からの信頼を得ることは非常に重要なことです。話し方や考え方、毎日の過ごし方、その人のすべてがお客様と相対する上で信頼できるかどうか見定められています。
お客様というより人間関係をいかにして築くかということなのでしょう。お客様からの信頼を得るために、サロンワークを含むすべてのことに真摯に取り組んでいくことが求められています。

 

サロンとセラピスト

さらに、自分のサロンにおけるセラピストはどうあるべきかを考えてみてください。

たとえばマンションに一室にある隠れ家のようなサロンに、夜会巻きをした煌びやかなセラピストが丁重な言葉遣いで完璧な接客をしたとしても違和感が残るだけです。場違いなのは、セラピストなのか、お客様ご自身なのかと思われるはず。

セラピスト自身もサロンの一部です。サロンに統一したテーマがあれば、そこから具体的なセラピストの姿を思い浮かべることができます。
求められているセラピストの在り方は、すべてのセラピストに共通しているわけではないんですね。

 

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