
サロンに繰り返し来店していただくために、さまざまな工夫が必要ですが、スタンプカードはその一つ。
スタンプを貯めていくことの楽しみや全て貯めたときのプレゼントなどお客様へのサービスでもあり、リピートしていただくきっかけとなるのでサロンにとってもメリットになります。
スタンプカードを作るときは、まずスタンプ一つ分をどう設定するかを考えましょう。たとえば5000円でスタンプ一つ、ご来店でスタンプ一つ、トリートメント60分でスタンプ一つとするというように何通りか考えられます。
トリートメントメニューとお店に置いている商品を含め、それらの価格帯によって決める必要があります。あまりにスタンプ一つ分をハードル高く設定してしまうと、お客様がせっかくカードを持っていても、来店時に押してもらえないことが出てきてしまいます。反対に、すぐにスタンプが一杯になってしまう設定にすると、サロンにとって大きな損失になることがあります。
また、スタンプカードをすべて貯めると、どのような特典があるのかも考えておきます。トリートメントメニューに何かしらの付加価値をつけたり、プレゼントがもらえる、金券になるといったことが一般的です。スタンプカードを一枚貯めた後もさらにサロンをご利用いただけるように考える必要があります。次回のご利用時にお使いいただけるようにしたり、カードがレベルアップするなどの工夫をするといいでしょう。
スタンプカードを作るときには、実際に使い始めたらどうなるのかを想定しながら考えるようにします。あまり何度も内容を変えると、お客様からの印象もよくありません。単なるスタンプカードと簡単に思わず、多くのケースを具体的に考えながら慎重に決めていきましょう。