カウンセリングでお客様に聞いておかなくてはいけない項目はある程度決まっています。
まずはフェイスシート。これは氏名、住所、電話番号といった情報です。お客様にご案内を出す際などに必要になるので、書き込んでいただくシートに必ず記入欄を設けましょう。
このほかに、トリートメントをするにあたって必要な情報は確認しておきたいところです。例えば今気になっている症状を聞くとしたら、どこが、いつから、どんなふうに、といったように具体的に聞いていきます。お客様が何を求めて来店されたのかをカウンセリングを通して明らかになっていると、どのようにトリートメントを行うかが組み立てやすくなります。
また傷や怪我、現在のからだの状態、病気など。トリートメントを行っても問題がないかどうかが把握できるようにしておきます。
後々病気がわかったりすることもあるので、カウンセリングシートに確認できる欄を作っておくようにします。
このほかに聞いておくと便利なのは、日々の生活状態。食事や運動、嗜好を把握できていると、ちょっとしたからだの変化も理由が出てきやすくなりますので、シートに記載がなかったとしても口頭で聞いておくといいでしょう。
カウンセリングシートに長々記入するのを嫌がるお客様もいらっしゃいます。
A4サイズ1枚におさまっていると書きやすいです。書いていただいたほうが打ち明けやすい内容はシートに、それ以外は口頭で、これだけはという最低限の内容をセラピスト自身が把握しておきます。
カウンセリングで聞いておくことは、お客様に直に触れるセラピストであれば知っておかなければいけない内容です。しっかり確認してトリートメントにいかしましょう。